impdpコマンドを並列して実行する

はい、impdpコマンド(Oracle Data Pumpインポート)は並行して実行することが可能です。ただし、以下の点に注意する必要があります:

  1. システムリソース: 並行して複数のimpdpジョブを実行する場合、CPU、メモリ、ディスクI/Oなどのシステムリソースに負荷がかかります。システムのパフォーマンスに影響を与えないように、リソースの使用状況を監視し、必要に応じて調整することが重要です。
  2. 表領域の競合: 同じテーブルスペースやオブジェクトに対して並行してインポートを行う場合、競合が発生する可能性があります。これによってインポートのパフォーマンスが低下することがあります。
  3. ロック: 並行して実行されるインポートが同じデータにアクセスしようとする場合、ロックがかかることがあります。これにより、処理が待機する時間が増え、全体のパフォーマンスが低下する可能性があります。
  4. ネットワーク帯域幅: ネットワーク上の複数の並行データインポートジョブは、ネットワーク帯域幅に負荷をかけることがあります。そのため、ネットワークトラフィックや速度も監視することが重要です。

並行実行のためのシェルスクリプトの例

以下は、複数のimpdpコマンドを並行して実行するためのシェルスクリプトの例です。

#!/bin/bash

# 認証情報と設定
USERNAME="username"
PASSWORD="password"
TARGET_DB="DB23"
DIRECTORY="exp_dir"
LOG_DIR="/path/to/logs"

# 並行実行するimpdpコマンド
nohup impdp $USERNAME/$PASSWORD@$TARGET_DB schemas=Schema1 directory=$DIRECTORY dumpfile=dumpfile1.dmp logfile=$LOG_DIR/schema1_import.log remap_schema=SourceSchema1:TargetSchema1 &
nohup impdp $USERNAME/$PASSWORD@$TARGET_DB schemas=Schema2 directory=$DIRECTORY dumpfile=dumpfile2.dmp logfile=$LOG_DIR/schema2_import.log remap_schema=SourceSchema2:TargetSchema2 &
nohup impdp $USERNAME/$PASSWORD@$TARGET_DB schemas=Schema3 directory=$DIRECTORY dumpfile=dumpfile3.dmp logfile=$LOG_DIR/schema3_import.log remap_schema=SourceSchema3:TargetSchema3 &

# 全てのインポート操作が開始されたことを知らせるメッセージ
echo "全てのインポート操作が並行して開始されました。"

説明

  • nohup コマンド: nohupは、シェルスクリプトがログアウトした後もコマンドの実行を続けるようにするためのコマンドです。ここでは、impdpコマンドをバックグラウンドで実行するために使用します。
  • & 記号: 各impdpコマンドの最後に&を追加することで、コマンドがバックグラウンドで実行され、シェルスクリプトが次のコマンドをすぐに実行するようにします。

実行方法

  1. ファイル作成(例:import_parallel.shというファイル名で保存)
   vi import_parallel.sh
  1. スクリプトの内容を保存。
  2. 実行権限を付与
   chmod +x import_parallel.sh
  1. スクリプトを実行
   ./import_parallel.sh

まとめ

impdpコマンドは並行して実行することができますが、システムリソースや競合に注意する必要があります。必要に応じて、システムのパフォーマンスを監視し、調整することで、効果的な並行インポートが可能になります。

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